◎配信、商用利用等で収益を得る方へ
※ この項目は2017/10/19時点の情報を基に作成しています。 ※
『FaceRig』は、利用規約の範囲内において、
このソフトを使用して営利的活動(商用利用)を行うことが可能となっています。
このソフトを使用して営利的活動(商用利用)を行うことが可能となっています。
営利的活動については細かな規定があり、必要となるソフト(ライセンス)の種類が変わります。
2017/10/19時点で販売元のHolotechStudiosが提示している内容を、下記にまとめます。
※2018/04/10追記:
FaceRigとLive2D Cubism を組み合わせて作るアバターコンテンツの商用利用に関し、
Holotech Studio SRL社より新たに『FaceRig Studio with Live2D』という
新たなライセンスを含めたシリーズが2018/03/20にリリースされました。
詳細:(ive2D公式サイトのお知らせ)
⇒ http://www.live2d.com/ja/news/facerig_studio_with_live2d
以下の記事にも、該当箇所に追記を入れています(緑字の部分)。
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・営利的活動の種類
おおまかに45つのケースにわけられ、それぞれで必要となるソフト(ライセンス)が異なります。
●FaceRigを使ってWEB配信(broadcast)を行う<非商業利用>
●FaceRigを使って広告料や課金制のあるWEB配信(broadcast)を行う
<月に500ドル未満の商業利用>
<月に500ドル未満の商業利用>
⇒ 使用するソフトは『FaceRig』のみでOKです。
(規約上は『FaceRigClassic』と呼称されてます)
(規約上は『FaceRigClassic』と呼称されてます)
『FaceRigClassic』は2017/10/19時点で ¥ 1,480 で提供されています。
●FaceRigを使って広告料や課金制のあるWEB配信(broadcast)を行う
<月に500ドル以上の商業利用>
<月に500ドル以上の商業利用>
⇒『FaceRigClassic』を購入の上、『FaceRigPro』を購入しアップデートを行ってください。
『FaceRigPro』はソフトの仕様自体は『FaceRigClassic』と同等のものとなり、
(http://store.steampowered.com/app/315200/FaceRig_Pro_Upgrade/)をご確認ください。
『FaceRigPro』は2017/10/20時点で ¥ 6,580 で提供されています。
●FaceRigを使ってIRLライブパフォーマンスを行う(※)
※IRLライブパフォーマンス:「In real life=現実世界での」。WEB配信以外でのイベント使用を差す。
●FaceRigを使って作成したコンテンツで使用料を徴収する
●その他、FaceRigを用いて制限のない商業利用を行う
⇒『FaceRig Studio』ライセンスが必要となります。
『FaceRig Studio』ライセンスは開発者向けのプログラムとなっており、
STEAMでの提供ではなくFaceRigサイト(https://facerig.com/)から
購入が可能となっています。
購入が可能となっています。
個人開発者向けの1seat(席)ライセンスバージョンと
企業向けの4seat(席)ライセンスバージョンがあり、
企業向けの4seat(席)ライセンスバージョンがあり、
開発に携わる1名につき1seat(席)の購入が必要です。
『FaceRig Studio』ライセンスは2017/10/20時点で
1seat ¥36,450(税込)、4seat ¥145,802(税込)で提供されています。
※「FaceRigを使ってIRLライブパフォーマンスを行う」の項目については注意が必要です。
1seat(席)で複数の利用者が使用するケースについては、
下記の『Boothライセンス』に相当するため『FaceRig Studio』での対応は不可となります。
●FaceRigとLive2D Cubismを組み合わせて作るアバターコンテンツで営利的活動を行う
⇒2018/03/20より、『FaceRig Studio with Live2D』という専用のライセンスが
新たに用意されました。
ライセンスの価格は以下のリンク先をご確認ください。
『FaceRig Studio with Live2D』詳細:(ive2D公式サイトのお知らせ)
⇒ http://www.live2d.com/ja/news/facerig_studio_with_live2d
●FaceRigを使い、1席を複数の利用者が使用するIRLライブパフォーマンスを行う
⇒『FaceRig Booth』ライセンスが1席につき1つ必要となります。
『FaceRig Booth』ライセンスもSTEAMでの提供ではなく、
FaceRigサイト(https://facerig.com/)から購入が可能となっています。
FaceRigサイト(https://facerig.com/)から購入が可能となっています。
『FaceRig Booth』ライセンスは2017/10/20時点で ¥291,603 で提供されています。
※こちらのライセンスは、インターネットカフェでのユーザーへのサービス提供や
博物館・ショッピングモールでの案内など、公的スペースで利用されるケース等を
想定しているようです。
想定しているようです。
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◎ケーススタディ
【ゲーム実況配信・TRPGセッション配信・スカイプ人狼配信などにFaceRigを使用する】
この場合は、一番上の『FaceRigClassic』のみのケースに該当しますので、
追加のソフトやライセンスの導入をすることなく配信してOKです。
追加のソフトやライセンスの導入をすることなく配信してOKです。
(配信に関わる収入が月当たり500ドルを超える方や企業については
『PRO』もしくは『Studio』の導入が必要な場合があります。規約詳細をご確認ください)
『PRO』もしくは『Studio』の導入が必要な場合があります。規約詳細をご確認ください)
【FaceRigを使用して作成した動画をコミケ等で販売する】
この場合は「FaceRigを使って作成したコンテンツで使用料を徴収する」に該当し、
『FaceRig Studio』ライセンスが必要となります。
『FaceRig Studio』ライセンスが必要となります。
有料でなく無料での配布の場合は『FaceRig Studio』ライセンスは必要ありません。
【FaceRig用に作成したアバターモデルを有料で販売する】
作成したモデルが3Dか2D(Live2D)かによって異なります。
3Dモデルの場合は 『FaceRig Studio』ライセンスが必要となります。
『FaceRig Studio with Live2D』ライセンスが必要となります。
3Dモデルの場合は 『FaceRig Studio』ライセンスが必要となります。
2D(Live2D)モデルの場合は、
「FaceRigとLive2D Cubism を組み合わせて作るアバターコンテンツの商用利用」に該当し『FaceRig Studio with Live2D』ライセンスが必要となります。
いずれの場合も、無料での配布(非営利)の場合はライセンスは必要ありません。
『FaceRig Studio with Live2D』詳細:(ive2D公式サイトのお知らせ)
⇒ http://www.live2d.com/ja/news/facerig_studio_with_live2d
※当スタジオDucQrewsは、近日予定しているFaceRig用アバターモデルのDL販売にあたり、
『FaceRig Studio』ライセンスを購入・取得しています。
『FaceRig Studio』ライセンスを購入・取得しています。